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今年の総括②土星の置き土産 [占星学]

12月21日の冬至の日に、奇しくも木星と土星が同時に水瓶座0度になるという、今年は何とも画期的な年になりそうです。
特に土星は厳しさを人に教えてくれる先生のような星です。
それが本来の座の山羊座にほぼ2年半いましたが、もうすぐその場を離れていきます。

ただ、水瓶座ももともとは天王星が発見されるまでは守護星は土星でしたので、土星の影響はまだ続くと思われます。

総括①で蟹座には良い影響を与えた大惑星のことを述べましたが、あくまでもそれまでの間努力をしてきた蟹座さんの場合です。
結婚した岡村さんも、前半は失言で相方の矢部さんに公開説教されましたし、以前だったらまた心の病になっていたかもしれないぐらいの失言でした。
でも、彼の場合、そこで改心し、心から反省したのでしょう。もちろんその支えとなったのが奥様になった女性だと思いますが・・・。

土星というのは厳しい状況に人を置きますが、そこから這い上がってくる力を試す星でもあります。
今年の蟹座さんの場合、しっかりと叱ってくれる人がいるかどうかで変わってくるのです。

何となく何かやらかしそうな気がしていた、伊藤健太郎さん。
このところバラエティなどでの発言が少し軽薄な感じがしていて、調子に乗ってるなという感じを受けました。決して嫌いなタイプではなかったのですが、危ないなぁと思っていたら・・・。

彼も蟹座ですので当然のことながらブレイクしたのです。
でも、土星が牡羊座なので、トランジットの火星・キロン・リリスが牡羊座にあるこの時期、本当なら謙虚になって自分を律するべき時期に、若さも手伝って破天荒な行いをしたようで、「事故」しかも、「ひき逃げ」という最低最悪のことをしてしまったわけです。
もともと太陽と火星がスクエアですから事故運もありますし、暴走しそうな星です。
活動宮に星が多いので、よく言えば素直でまっすぐな性格でしょうけど、調子に乗りやすいという単純さも持ち合わせています。
しかも彼は月が牡牛座でトランジット天王星と合になっていましたので、これまた事故を引き寄せてしまいました。今年は2度目の事故のようで、前の事故で何も学ばなかった(木星の援護で調子に乗っていたから)のでしょう。

こういう場合、土星はやはり試練を与えます。

影響力はトランスサタニアンのほうが大きいのは大きいのですが、土星はやはり何と言っても漬物石のように重たいものを人に乗っけてくる星ではあります。
伊藤さんの場合、トランジット土星は今年はもう、太陽とは角度を取らないのですが、去年特にブレイクしていた時期にはスクエアだったはずですから、その時にしっかり地に足をつけることができず、ふわふわしていたのだろうと思います。

私自身も今年はもう、土星の影響は受けないのですが、やはり金銭面でのやりくりに試練を与えてくれています。コロナで仕事も減って、しっかりと貯蓄しなければならない時期に、結構不本意な出費を余儀なくされてしまい、日ごろから無駄遣いをしていないかどうかを試された気がします。

このように、土星のあるハウスは2年半ぐらい影響しますから、この二か月、総括のように試練を与えると思います。
もはや、木星の影響は土星に比べたら弱いことはわかっていますが、伊藤さんも、きちんと現場に行き戻してくれた人がいたから最悪の結果にはならなかったのです。これはまさに木星の援護でしょう。
そして自分の弱さ、甘さに気づかされたわけです。
まだ23歳、しっかり反省してほしいと思いますが、土星はやはり決して人を甘やかしてはくれない星なので、今年活躍した蟹座さんも、他の星座の人も、土星の教えてくれることは入っているハウスを見てしっかりと確かめて今年を振り返ってください。

現在T土星が山羊座26度にあり、T木星は20度ですが、木星のほうがラストスパートは速度が速いので、来月には土星に追いつきます。土星は本来の速度で動いていくので、その分しっかりした試練をくれるわけです。

土星のあるハウスの事象を確かめて今年の総括にすることになります。
皆さんは土星はどのハウスにありますか?
確かめてみてください。

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