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先行日蝕図 [占星学]

先行日蝕に関しては、その星座やハウスで「生まれる前に誓った事」を見ることができますので、いわゆる「生まれてきた使命」を知ることができます。
これが意外と厄介でして、本によると、牡羊座もしくは1ハウスにある場合、とか、山羊座もしくは10ハウスにある場合・・・というように、フラットチャートに基づいた見方をしています。
ところが、中には、獅子座の日蝕なのに、11ハウス(対極の水瓶座のハウス)にあるという方もいます。(獅子座もしくは5ハウスにある場合と書かれていますし)
日蝕や月蝕のポイントは、ドラゴンヘッドかテイルの近くに必ずあります。
この、ドラゴンヘッドやテイルもまた、星座とハウスの関係性は同じく牡羊座及び1ハウスにある場合というように書かれています。
なので、上記のように、獅子座にヘッドがあっても11ハウスだとなると一体どのように判断してよいのか迷うのは当然だと思います。この説明がなかなかうまくできず、自分でももどかしいですが。

あるサイトで、「先行日蝕図」なるものが出ていたのですが、普通にマンデンとして日蝕(新月の特別バージョン)などは新月図の一種として見ることはできます。
先行日蝕の日時は必ず自分が生まれるよりも前の日蝕にはなるので、「生まれる前に誓った事」になるのですが、自分自身の先行日蝕図を改めて観たことがなかったので、作ってみたらなんとも、愕然としました。
アセンダント上でぴったり新月になっていて、そこにドラゴンヘッドも合になっています。つまり反対側のディセンダント上にドラゴンテイルがあってそこにリリスまで合になっています。
なんだか、結婚にまるで向いていない、浮世離れしたような配置でした。
私はこの図通りの人生なら、絶対に生まれたくなかったなというような図でした(苦笑)

アスペクトもトラインなどまるでなく、150度とか45度というようなあまり喜ばしくないようなアスペクト満載で、因縁とか苦労が目に見えています。やはり自分が業が深いんだろうなと思いました。

先行日蝕図は必ず新月ですので、太陽と月は合になります。でもそれがアセンダントの真上という人は少ないでしょう。
私と同学年の人の場合、次の日蝕までに生まれた人はこの図にはなるわけですが、同じ図でも、それぞれ出生日時が異なりますから、実際の先行日蝕の起きるハウスは異なってきます。なので使命は違いますが、友人でこの間に生まれている同級生2人は片方は医師の妻で経済的には恵まれていますが結婚後田舎に嫁いでそれなりにご苦労されています。7ハウスの日蝕でした。もう一人は学生時代マドンナと言われていた子ですが、結婚に失敗し、ご主人の借金に悩みずっと働かないといけませんから、6ハウスの日蝕でした。ある意味みんな結婚にカルマがあるようです。(先行日蝕図の7ハウスにリリスがあるため)
普通の日蝕図でも、次の日蝕までのテーマを観ます。
私の図だともう、アセンダント上での日蝕なので、アイデンティティにカルマがあるわけです。
人より頑張らないといけないようなカルマですね。
まあ、普通に主婦としての人生はなかなか歩めそうになく、私と5日違いの誕生日の人も、一流企業の役員と結婚しましたが自分自身絶対に働きたいという感じで、薬剤師としてバリバリ働いています。

ちなみに、山口百恵さんは、私と16日しか誕生日が違わないので、この図が影響するわけですが、彼女の先行日蝕は8ハウスになります。確か芸能界に入ったのは、貧しかったからということで、お母様を助けるためだったと言われていますし、先祖のカルマがあるようです。今でこそ一世風靡し、主婦として生活されているものの、先祖のカルマを克服するために、彼女は結婚後引退し一切芸能活動をしないというぶれない意志を貫いていると思います。結婚こそ彼女の使命なのでしょう。

先行日蝕図を書いてみるといろんなことがわかりました。
ちょっと自分でも気づかなかったことに気づけたので、なるほどなと思いました。

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